尻の臭い親父

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総尻穴数:

校長の粘土遊び

「わあ、くせえ!やはり取れたての粘土は違いますな。温かくて臭くて。おお、くせえなあ。」
子どものように無邪気な笑顔で鼻にシワを寄せ、手の匂いを嗅いでいる。
黒田さんはリビングのテーブルに着くや、昼食もそっちのけで造形に取り組み始めた。
「そうじゃろう。校長先生のウンコは質がいいからのう。こねやすく固めやすい。おまけにうまい。」
はっはっはと校長が笑う。ワシの要望で下半身を露出して椅子に座っている。いろいろと漏らしたままの体からも臭い匂いが上がっている。
「小六さんって変態ですね。こんな太った親父のウンコがうまいだなんて。」
「あんたに言われたくないのう。黒田さん、粘土もくせえがその体だって相当くせえぞ。ああくっせえ。黒田校長、くっせえなあ。」
にかっと白い歯を見せて、校長はねちゃねちゃと自分の大便をこね回す。何を作る気か、デカ糞をひたすらちぎっては茶色の玉に丸めている。
「黒田さんは奥さん一筋ですかな?」
「もちろんですよ。女遊びする勇気もない男です。」
「男遊びもしないのかな?」
黒田さんは手にへばりつく臭い粘土に目を落としたまま「はい…。」と恥ずかしそうに答えた。
「男色に興味があるかね?」
黒田さんは考え込んでしまった。そして、ゆっくりと首を横に振った。
「…ないと思います。ごめんなさい、気を悪くしてしまったでしょうか?」
「まさか!ワシこそ悪かった。あんまり楽しそうに糞をいじっておるから、聞いてみたくなってしもうてな。」
今度は即座にうなずく校長。手の動きが再開した。
「変ですよね。その…何と言いましょうか。私はね、今日こうなることをなんとなくですが予感していました…。変でしょ?」
「何が変なのかね?」
ワシが尋ねると、黒田さんは意を決したようにこちらの顔を正面から見て言った。
「今朝は大を我慢してここへ来たんです。小六さんに家で出してきたか聞かれたときはすごくどきどきしました。
男と寝たいとは思わないですが、小六さんに何かされるんじゃないかって期待してたんです。変でしょ?」
ワシは1本目の頭をちぎると口に放り込んだ。
50代の小便と種汁の風味がきいている、と思う間にいつもの芳醇な臭みが鼻に抜ける。
ぐっちゃ、ぐちゃっ、にちゃにちゃ、ごくっ。飯を食うように親父の大便を食らうワシの口元を黒田さんは仰天した目で見つめている。
「んー、くっせ…。つまり、黒田さんは今、戸惑っているというわけじゃな。」
校長は無言だ。ワシは2口目をちぎり、目の前でぐちゃぐちゃと噛み砕いてみせた。
「男のウンコが好きなじじいに出会って、普通ではないと思いながら、自分もなんとなく男のウンコに興味を持っている。
最初に粘土を見せたとき、そう気づいたのではないかね?」
「…そこまではっきりとは。ですが、あれが自分のウンコだとしたら?とは考えました。考え出すとどんどん興奮してきちゃって。小六さんのお宅にお邪魔するのが楽しみだったんです。」
ワシはほくそ笑んだ。黒田校長が男色の道に足を踏み入れるのも時間の問題であろう。
「ご期待には添えましたかな?」
「期待以上です。恥ずかしいほど羽目を外してしまいました。小六さんって変態で、ほんとにスケベですね。」
「黒田さんのような恰幅のよい紳士を見ると糞が食べたくなってな。炭坑節に合わせて太いのをうんとひり出す姿は実に男らしかったぞ。子どもたちにも見せてやりたかったのう。」
校長の鷲鼻が膨らみ顔が真っ赤になる。
「それだけは勘弁してください!恥ずかしい…恥ずかしいです…。」
まあいい。これからはそのでかい尻にいろんな物を突っ込んでやろう。あんたを待ち受けるのは、下劣を極めるスカトロの道なのだから。
頬の赤みが引かない紳士を横目に、ワシは3口目に手を伸ばした。
 
「素人にはこれが精一杯です。ははは。」
そう言って黒田さんはピラミッドの頂点に自分に似せた顔を置いた。
「いやいや。なかなか独創的な作品だ。」
ワシの感想に気を良くしたようだ。まんざら嘘でもない。てっぺんの顔形はやけに精巧に作られている。
濃い肉カスの臭みを放つ自慢の処女作をカメラに数枚収めてから、おなかの大きな友人は満足げに帰っていった。
汚れた下半身に着けたブリーフを月曜の朝にくれると言う。前も後ろもひどい作品が手に入りそうだ。
さっきまで黒田さんが尻を乗せていた椅子には、茶色いバラがねっこりと咲いていた。これもなかなかにひどい作品である。

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【読者の皆様へ】 (2023年12月)
いつも「尻の臭い親父」の小説を閲覧してくださりありがとうございます。
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親父の尻とウンコを好む方は少ないはずですが、その分ここで発散していってもらえるよう、何より自分自身の発散になるよう汚い小説をできるだけ永く公開していきたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。