尻の臭い親父

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総尻穴数:

金剛力士鍋#1

羽倉さんの言うとおりだった。
今週末の朝10時という約束で東京駅に着いてみると、メガネの老紳士が新幹線の改札付近でにこにこと手を振っていた。
「おはようございます、田山さん。お元気そうですね。」
「おお、元気だぞ。弟子も元気だったか?いやいや、弟子じゃなくてちゃんと呼んでやらんと失礼だよな。すまんが、名前は何だったかな?」
「優です。元気にしてました。俺、大阪にはまだ行ったことがないんです。田山さんに連れていってもらえるなんてうれしいです。切符まで取ってくださってありがとうございます。」
田山さんは楽しそうにはっはっはと笑った。
「礼には及ばんよ。しかも、この大阪旅行はいわゆる大阪観光とはちょっと違うからな。うまいもん、いや、くせえもんをたらふく食わせてやるから覚悟しとけよ、優ちゃん。はっはっは。」
羽倉シェフの尻で出来たウンコパスタを食って、その臭みが変に癖になってしまった俺。あのときウンコを食べる手本を間近で見せてくれたのが田山さんだ。
大好きな羽倉さんのウンコだから食えるのか、ほかの男の人のウンコでも食えるのか、俺自身答えが欲しかったのは事実だ。
なんとなくだけど、羽倉さんみたいなカッコいい親父じゃなくてもいいから、男らしい親父の尻で遊んでみたいとは思ってる。男らしい親父のウンコだったら食ってみたい。
羽倉さんの尻を責める俺を見て、田山さんが大阪旅行に誘ってくれたんだ。肉味噌ちゃんこをご馳走してくれるという話だった。
くせえもんをたらふく食えるのか。田山さんが懇意にしている人ってどんな親父さんなんだろう。ちゃんこだし、やっぱ元力士なのかな。
 
「大阪は俺の故郷でな。父親が医者で、長らく金剛山の谷町だった。金剛山は分かるよな?」
いきなり振られて返答に窮する俺。
「えっと、お相撲さんですか?」
「なんだ、金剛山平八を知らんのか。そうか、優ちゃんが生まれた頃には引退してたかもしれんな。こいつはいい。」
ふう、田山さんが不機嫌にならなくてよかった…。
「いいか、金剛山はお相撲さんなんて安いもんじゃないぞ。第58代横綱として10年間も昭和の相撲界をにぎわわせた名力士だ。
横綱になってからの戦歴は652勝85敗、ほぼ負けなし。そして、歴代最多の33回優勝。国民栄誉賞も受賞している、まさに大スターだな。」
…知らなくてすみません…。
と、田山さんが1枚の大きな写真を取り出して、新幹線のテーブルに広げて見せた。
すっかり色あせた写真の中で、山のようにでかい力士が土俵脇でマイクを向けられている。優勝インタビューかな。
「引退直前に優勝した金剛山だ。いい面構えをしてるだろ?」
そこで俺ははっと思い出した。「ブルドッグは噛みつかないものだ。」と言っていた田山さんの言葉を。
ほんとにブルドッグみたいな顔だ。口元は広くて鼻はぺしゃんこ。目は気迫に満ちていてすごく男らしい。
「当時は体もでかかったぞ。身長188センチ、体重182キロ。でっかい大横綱だった。今は還暦で、少し痩せたけどな。本名は東郷平八だ。」
「えっ!東郷平八郎みたいですね。」
「大阪の南側に金剛山という山があってな、そのふもとの農家の8男坊だから軍人の名前にあやかったらしいぞ。四股名もその山から取ったんだ。
人気絶好調の頃は『東郷さん』と親しみを込めて呼ばれたり、大柄で強面の外見と四股名をかけて『金剛力士』と畏敬の念を込めて呼ばれたりしていたんだ。」
とにかく、男の中の男、ってことか。東郷さんについて話す田山さんはとても生き生きとしている。よっぽど自慢の大男なんだな。
「あの、谷町って何ですか?」
恐る恐る尋ねる。知らないことばかりだ。
「いい質問だぞ、優ちゃん。谷町は平たく言えば後援者だ。その力士を見込んで金やら出して援助したり、なにかと世話したりするんだ。父は後援会長としてずっと金剛山を応援していたんだ。
もちろん、俺も息子として手伝いながら東郷を応援してたぞ。年も近いからな。東郷は俺のことを兄貴だと思って慕ってくれるんだ。」
田山さんはそこで一段声を落とした。
「ここからが本題だ。相撲の世界には“ごっつぁん体質”というのがある。谷町から頂く物は何であれありがたく受け取る、という風潮だ。ここまで言って分かるかな?」
俺はふと羽倉シェフと春実さんの関係を思い出していた。
春実さんは羽倉さんの店に資金援助する代わりに羽倉さんの引き締まった裸体を自由に弄んで楽しんでるんだよな。羽倉さんも実はそんなに嫌じゃなさそうだし。
「もしかして、東郷さんって田山さんのお父さんの…。」
田山さんがにやりと笑みを浮かべた。
「察しがいいぞ、優ちゃん。東郷は父から援助してもらう代わりに父の奴隷となった。まだ若い頃から引退して年を食うまでSMの限りを尽くされてな。
特に、スカトロとケツ穴責めに関しては何百回と医者ならではのえぐいもんを仕込まれ続けて、世紀の名力士も過酷な責め苦にすっかり悦ぶ体になっちまったんだ。父が死んだ今は息子の俺が金剛力士の主人を引き継いでいる。」
※金剛山平八の設定は全て架空の人物のものです。

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