巡査の尋問#1
- 2016/10/11
- カテゴリ:公園管理日誌
「ほお、床を1段低くして便器の下側に隙間を作っていたか。」
唐井巡査はワシからどんぶりをひったくると、狭い室内で屈み込み、床下の仕掛けにどんぶりをセットしているようだ。
「なるほど、板の中央の輪にどんぶりをはめて便器の真下に固定しているのか、考えたもんだ。」
でかい尻がぐいぐいとワシの腿に押しつけられて、こんな状況にもかかわらず性欲が頭をもたげてしまう。
制服のズボン越しに、突き出された巡査の尻の割れ目に手を這わせ、蟻の門渡りからケツ穴にかけての広いくぼみをぐいぐいと指でこする。
唐井さん、すまん。やっぱりワシはあんたの尻の匂いが嗅ぎたくてたまらん。どうせ逮捕されるんなら、今だけでも好みのおまわりの尻を触りたい。
身動きが取りにくいのか、便所の検証に気を取られているのか、穴の辺りを指でどんなにこねても唐井巡査は何も言わなかった。
代わりに、まるで最初から分かっていたかのような自然な手つきで、便器と事務所との壁の一部を、がこん、と取り外す。
「和式で大をする男の尻が完全に丸見えだな。相手の肛門部を手で直接刺激することも可能だ。」
個室をのぞき込みながら、手帳になにやらたくさんメモを取っている。どうせ機材の個数や位置だろう。
ふん、その間にあんたの肛門部を可能な限り深く強く刺激してやるわい。ほれ、食らえ食らえ。
そうやってしばらく割れ目の奥に食い込ませた指をようやく嗅ぐと、ものすごく下痢臭かった。
なにしろ拭いていないのだ、くせえに決まっとるが、くせえ、ああくせえ。毛のないピンクの穴はくせえなあ。
唐井さん、ワシは逮捕されても、あんたが尻を拭かない不潔警官だってこと、一生覚えていてやるぞ。
ああ、あんたは尻の臭い親父なんじゃ。こうしてくせえのが嗅げてワシは幸せじゃ…。
鼻を鳴らして指に付いた黄色い下痢臭を嗅いでいると、巡査が壁をはめ直し、どんぶりを抱えて立ち上がった。
「おい、この画面はどうやって操作するんだ?」
渋々応じる。便所内のカメラを全方向からのアングルで切り替え、公園内を一望できる外側カメラにも切り替えてみせた。
「録画もできるだろ?さっきの再生してみろ。」
駄目だ…この男は全部知っている。ワシはいつもの操作でハードディスク内の映像を流した。
びちびちびちびちびち!ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅ!ぷふうっ、むりゅむりゅむりゅりゅりゅ!ぼちょっ!
「ぐはあぁぁ…んくはあぁぁぁぁ…!」
唐井巡査はドアップで録画された自分の排便シーンを食い入るように見つめている。ワシも鼻に指を当て、巡査の尻の黄ばんだ匂いに酔いしれる。
「すげえな…売り物にして流してるのか?」
「自分用のコレクションじゃ。唐井さんの穴は、ピンクでかわいいね…。」
嗅いでいた手をいきなりつかまれ、無理矢理腰より下に下ろされた。
ものすごく怖い目つきでにらんでいる。制帽の下からのぞく切れ長の目がすこぶるカッコええ。
「どんぶりの底に、何て書いてあるか、読んでみろ。」
眼下に迫った黄色い下痢の海を見ながらワシが躊躇っていると、巡査の目がすーっと細められた。あの、ナイフの目だ…。
「言え。」
「…『唐井巡査』です。」
「あんたが書いたな?」
「…書きました。」
「よくまあでかでかと書いてくれたな。俺の目に入らないとでも思ったのか?しかし、これはかなりの数だな。」
自分の下痢便が入ったどんぶりを机に置くと、唐井巡査は棚から次々とどんぶりを取り出し始めた。
底の名前を見た後、くんくんと匂いを嗅いでは「くせっ。」とつぶやいてから棚に戻す。
「『黒田校長』って、小学校の校長か。洗ってまだ間もないな。今朝仕掛けたんだろ、録画再生してみろ。」
言われて画面いっぱいに黒田さんのむっちりしたデカ尻を映し出す。
みちみちみちむりむりむりむりめりめりめりめりめりむちむちむちいっ!ぼとっ!
ぶうぅぅぅぅ!むりむりみちみちめりめりめりむりりむりりむりりむちむちむちみちみちいっ!ぼとっ、ねちゃっ!
「おふうぅぅぅぅ…ふんぐうぅぅ…んおぉぉぉぉう…!」
白くて上品な尻から山盛りの茶色い糞がもりもりひり出される光景に、さすがの唐井巡査も圧倒されているようだった。
見終わるとまた棚のどんぶりを物色し始めた。
「ぐわ、くっせ!『権藤』って、ラグビーの監督か!何だ、このくっせえのは!鼻がひん曲がるぜ!」
あんたのどんぶりだって、人のこと言えないくらい強烈に下痢臭いじゃないか…。言うのはやめておいた。
ひとしきり手帳にメモを取る巡査。被害者、いや、くっせえ脱糞を惜しげもなく披露してくれた親父たちの名前が羅列してあるのだろう。
「さてと。」
落ち着き払って唐井巡査がワシに向き直った。
「採集した大便はどうしたか言え。」
「唐井さん…勘弁してくれんか…悪かった…。どうしても…。」
「どうしたか言え!!」
小部屋に響く一喝には、地響きのような低音まで含まれていた。ああ、勝てない…。
「…口に入れて…食いました。」
「じゃあ、俺の糞も今から食おうとしてたんだな?」
ワシはできるだけ深く息を吸い込んだ。
「はい、食うつもりでした。ワシは、太った親父の糞を食らうのが何より好きなんです。唐井さん、頼む、勘弁して…。」
ぐいと顎をつかまれた。それだけで、もう逃げられないほどの強い握力だ。
「ここはやたらとくせえから外に出るぞ。一緒に来てもらいたい場所があるんだよ、このド変態じじい。」