尻穴の記憶#7

「ううわ!下痢糞ようけ詰まっとるやないか。いっちょうワシの指で掘り返してみよか。浩君、また交代や。」
わがままな笠松の機嫌を損ねるメリットは皆無だ。浩は再び高木の折り曲げられた体の横へ移動した。
同じ場所にいても、さっきと今では教師の浩を見る目ががらりと変わっている。正確には、教師は浩の顔を見ようとしなかった。
洗ってもいない剥き出しの肛門を舌でべろべろとなめられ、くせえと言われた後だ。高木の心中は少なからず打ちのめされていた。
「代わりに鉄男君のごろっとしたふぐりさん、いらったってや。竿も大きゅうなってきてるし、教え子の浩君にしてもろたら先生えらい喜びはるやろなあ。」
「頼む、笠松さん・・・。頼むから。」
「オノレに言うてへんわダボ!黙って男の穴と玉と竿、さらしとったらええねん。浩君、ふぐりなでなでしいや。そのうち先生もようなってくるさかい。」
そして、次に笠松が口にした言葉に、高木は絶句した。一方で、少年の心は躍った。
「今からワシが可憐な指を下痢糞まみれにして、このくっさいお尻の穴をええ感じにほぐしたる。ほんだら、浩君は晴れて鉄男君と合体や。はよ夜回り先生とオメコしたいやろ?」
「うん。」
「ちょっと待ってな。じっくりかき回さんと痛い言うて暴れよるさかい。おお、狭いなあ。しかも、とろとろの熱い下痢や。こら、はめたらごっつう気持ちええで。」
しわさえ伸び切るほど左右に広げられた大人の男の尻穴に、組長の太くごつごつした指がずっぷりと分け入っていく。
見ているだけでもエッチな気がした。今、組長の指先に、高木先生の下痢が直接まとわりついているんだ・・・。
浩は中年の股の付け根で丸く膨らんだ陰嚢に手を伸ばした。
触れてみると、思っていたよりひんやりとしている。白髪のぱやぱやするエリアと毛のないつるつるのエリアが驚くほどはっきりと区別できた。
組長がやっていたように、陰茎には決して触らないようにして陰嚢だけをすりすりと優しくなでてみた。
「うっ・・・。」
男の低いうめき。なでられて気持ちいいんだろうか。
見ると、笠松の芋虫のような人差し指が尻穴に深々と突き刺さり、ぐねぐねと中で回転をかけている。先生の小さなうめきは組長の指攻撃のせいかも。
とりあえず、最初はそろえた指の腹で白髪の辺りをなぞる。それから、同じタッチでつるつるしたところをすりすり。
今度は思い切って、片手全体で陰嚢を包み込み、内股にも指の側面が当たるようにしながら、すっ、すっ、となで回す。
「うっ・・・んん・・・あっ・・・。」
穴をかき回されているからだけじゃない!俺の手の動きに腿の付け根がぴくぴく震えてる。高木先生、玉袋が感じるんだ・・・。
「どや。ええ反応するやろ。」
浩はうなずいた。笠松の眼力の鋭さに、今さらながら驚嘆するばかりだ。
だから、もう遠慮はしない。大きなサイズの教師の陰嚢を両手で完全に包み込み、本格的にさわさわとなで回しはじめた。
高木先生の反応によると、どうやら内股と、毛のないつるつるしたところが感じるらしい。下着とすれ合うだろう円形にできたつるつるのところは特に弱い。
浩は陰嚢の無毛のエリアを入念になで回し、48歳の男を確実に感じさせた。
少年の手さばきに満足した笠松の指がいよいよぐんねぐんねと力を込めて尻穴をかき回しはじめた。
白髪の割れ目の中心で、わずかにのぞくピンク色のひだが指の動きに合わせてぐにゅぐにゅと盛り上がったりへこんだりする。
音もなく、つーんとした臭い下痢の匂いがしてくる。ガスが漏れ出ているのだ。かなり奥まで腸内を触られているようだ。
それでも、中年教師は体内を動き回る指の異物感より、感じる陰嚢を優しく柔らかくなで回す手のほうに意識が向いているらしい。内股から腿の筋肉が切ないほど細かに震えて止まらない。
目を閉じ、この屈辱的な状況に耐えているはずの大人の硬い顔に、少しずつ少しずつ表情の変化が見て取れる。特に、結ばれていた口元がゆるんだり小さく開いたりするようになってきた。
「うっ・・・あっ、ううっ・・・あっ、くっ・・・あっ、んんっ・・・。」
確信を得た浩は、いかに高木先生が強く感じるかに集中して陰嚢を揉みしだいた。
あくまで弱く、全体的に。内股と無毛のところは必ず通るなで方で。繰り返し、繰り返し。
(高木先生、どう?玉袋、感じる?気持ちよくなっていいよ。俺、先生に気持ちよくなってほしいんだ。)
その願いに教師の体が応えた。丸い陰嚢はテニスボール大に形よく上向きとなり、若干膨らんでいたように見えていた肉厚な陰茎の容積が、ぐっ、ぐっ、と増していく。
戻っていた包皮が男の生理反応に引っ張られ、そのせいでナイーブな亀頭の先端が赤ピンクの顔を少しだけ出した。
「教え子の手は気持ちええやろ、鉄男君。半勃ちになってるで。そおら、ケツメドのほうもちょっとずつ開いてきてるで。
指に下痢糞がねっちゃねっちゃ絡まってるわ。浩君、先生の下痢糞、ぎょうさんほじって匂わしたろか?」
「うん。臭そう?」
笠松がにたあっと口角を釣り上げた。
「ごっつう臭そうやで。おらおら、鉄男君の下痢壷、洗濯機みたいにぐるぐるぐるや!どや!」
「ううっ、うっ、あっ、うっ・・・。」
高木が急激な指責めに耐え切れずに弱々しく苦悶する。思わず口を開け天井を凝視する中年の苦しげな顔に浩は異様なほど興奮を覚えた。陰嚢をなで回す手も自然と忙しくなる。
「よっしゃ、いっぺん抜くで。さあて、ワシのかいらしい人差し指、どないなってしもたかな。」
ねちねちねち。水っぽい肉音を立てて笠松の太い指が高木から抜き取られた。
「うわ。」
「上出来やがな。」
二人組はそろって笑みを浮かべた。
指には先から根本まで40代後半の茶色い下痢汁と下痢粒が塗り込められたようにごっそりと付着していた。