尻穴の記憶#3

「ほんなら、ぼちぼち浩君にも先生のくっさいケツの穴匂わしたろか。」
笠松のがらついた声に、高木の尻穴をくせえくせえとはやし立てていた組員たちがさあっと散っていった。
息一つ乱さず、きりりと落ち着いた表情で尻穴を自由に嗅がせていた熱血教師のまっすぐな眉が、初めてぴくりと動いた。
白い尻を天井に向け、穴も玉も竿もさらした男の処刑台へと教え子がつれてこられた。
「屈んで割れ目に顔寄せて、よう観察してみい。先生のくせに、こってり糞カス付けとるんや。ほんまに臭いお尻やで。」
指示されるままに高木の腰側にしゃがんだ浩の両手をつかむと、なんと両腕で先生のまるまるとした尻に抱きつく格好にさせた。
浩の顔が中年教師の尻の割れ目の真上に来る。
(・・・高木先生の尻だ。高木先生の尻穴が目の前だ・・・すげえ!)
「自分を必死で守ってくれはる先生のケツの穴を見た感想は?」
笠松も真横にしゃがみ、教師のでか尻と対面する教え子に語りかける。
「なんも気い遣わんと、見たまんま答えたらええんやで。先生のケツはきれいか?」
「・・・いいえ。」
「ほんまか。なんでや?」
「・・・ウンコが、いっぱい付いてるから・・・。割れ目の毛にも、穴の周りにも、カスがいっぱい・・・。」
「ほんまか。そらえらいきちゃないお尻やなあ。」
少年の顔がどんどん赤くなる。
「笠松さん。この子を巻き込むのはやめてくれ。私の尻をもてあそびたいのなら、笠松さんが好きなだけすればいい。」
「言われんでもそのつもりやさかい、安心しとくんなはれ。先生はほんまにお忙しいんやなあ。白のパンツもこないきちゃなあにしとる。」
赤面する浩の目の前で、くたくたに伸び切った白ブリーフが教師の股の間で大きく広げられた。
「うわ・・・。」
「すごいやろ。前はションベンで一面真っ黄色や。大量や。
ケツのほうは茶色い糞のシミがこてこてや。こっ恥ずかしい汚れっぷりやがな。浩君に匂わしたる。」
黄ばんだ布が左右に広げられ、小便が大量に染み付いた前が鼻にぴたりとかぶせられた。
「うっ・・・。」
強烈なアンモニア臭。それに、疲れた男のイカ臭いチーズ臭。つんと来るのに甘いような、熟したチンポの匂いだった。でも、臭い。
「後ろもや。」
「笠松さん・・・。」
教師の制止もむなしく、今度は焦げ茶色に変色した布を左右に広げ、大便のカスが一番濃く染み付いている尻穴の部分を鼻にぴったりと押しつけられる。
「くせっ!」
「がっはっは!せやろ!鉄男君は普段からあんましお風呂に入らんやっちゃろ?」
下痢臭い。先生の普段の食生活やストレスが思いやられる激しい臭みだ。
48歳の熱血教師の尻穴が、こびりついた大便のカスで白い布を幼児のように汚している。まるで子供ブリーフみたいに臭い後ろだ、と浩は思った。
「ああ、そうだ。毎日髭剃りと洗髪しかしていない。風呂は1週間か2週間は入れないことがほとんどだ。」
だからこんなにブリーフが汚れるのか・・・。自分の身のことを後回しにして、常に子供の問題と向き合っている高木先生らしい、きっぱりとした回答だった。
でも、臭すぎる。
下をのぞき込むと、でんと盛り上がった二つの山の間に毛がびっしりと生え、そこに下痢をした跡が痛々しいほど拭き残してある。白い毛が多いから、それがよく目立つ。
ぽっかり開いた尻穴の淵にも。穴の奥のほうにはもっとたくさんのカスが付いていそうだ。
その恥ずかしい汚れを見ながら、大人の男の大便カスですっかり茶ばんだ布を嗅ぎ続ける浩だった。
「前菜もええけど、いよいよや。大好きな先生のきちゃないケツの穴、思いっ切り匂ってみい。」
頭をがっしりと押さえられ、顔が尻の山にくっつくほど近づけさせられる。尻の割れ目が鼻先に当たる。もうそれだけでウンコ臭い。
静かな息に合わせてひだをくぱくぱとさせ、いかにも「くせえぞ?」と言わんばかりに浩の目を見つめ返していた男の尻穴が、今や自分の鼻の真下にある。
浩は両腕に柔らかく力を込め、高木の尻に抱きつくと、割れ目の奥でぷーんと匂う中年の肛門に自ら鼻をうずめていった。