鉄の穴#9

品川到着を告げる車掌の声。
鉄雄のチンポは、まるで壊れたポンプみたいに怒涛の精液を吐き出し続ける。
こいつ、倒れるんじゃないか?
そう心配した頃、ようやく鉄の硬直が治まってきた。
壮絶なクライマックスを遂げて、汗だくの両肩が未だ余韻でぶるんぶるんと震えている。
めちゃめちゃイきまくったもんだな。
50代親父の底力に感嘆する俺。
スラックスの前が濃厚な精液の海でずっしり重い。
 
脱力のあまり、じょーっ、と小便がブリーフの中にほとばしる。
慌てて筋肉を締める親父、だが止め切れなかったようだ。
飽和量を越えて、スラックスから精液混じりの黄色い小便が数滴、床に滴りはじめた。
 
ありがとう、鉄。
今日もお前のいいとこ、全部見せてもらったぜ。
感謝の気持ちを込めて、俺は右手を直腸からゆっくり引き抜いた。
ぜん動運動で新たに押し出されてきた、最後の便塊をしっかりとつかみ出しながら。
糞を強制的に抜き取られる感覚があったのだろう、鉄はじっと身を強ばらせて糞便が完全に肛門の外へ引き出されるのを待った。
そして、茄子ほどもあるその塊を既にブリーフいっぱいに盛り上がる大便の山にそっと置いた。
 
工具を外してやる。
なんとか落ち着きを取り戻した鉄が、責めの終了を察してスラックスを上げ、ベルトを締める。
大便、小便、精液、と全ての体液を排泄した親父から放たれる猛烈な悪臭。
俺達が降りる駅でドアは開いた。
 
ホームから階段へ向かう鉄さんの後ろ姿は、はっきり言って笑えるほど汚かった。
ブリーフもスラックスも全然役に立ってないじゃん。
いや、事情を知らない周囲にしてみれば同情の念さえ浮かんでしまうだろうな、あれは。
がっちりとした大きな体躯を揺らしながら平然と歩く色黒の熊親父が、とてつもなく情けない子供みたいだった。
 
鉄がこの後どうやって会社にたどり着いて一日を終えているのか、俺は全く知るよしもない。
けれども、懲りずに明日も鉄はやってくる。
そして、俺に責め抜かれる。
そんな黒岩鉄雄の穴が俺は大好きなのだが。
 
これから電車で3年間、びっしびし責めまくってやるからよ。
楽しみだぜ。
 
鉄のいろんな汁で汚れた右手をじっくりと味わいながら、俺も学校へ向かった。
 
(完)