鉄の穴#4

突然、鉄が思いっきり噴き上げた。
眉間に少ししわを寄せてはいるが、厚い唇を結んだまま無言でほとんど平静を装う鉄。
しかし、その巨体が四肢を突っ張らせるや、がくっ、がくっ、と激しい痙攣を起こして止まらない。
このコントラストがかえって、迎えた絶頂の凄さを物語っていた。
 
射精の度に肛門が力強くすぼまる。
しっかりとくわえ込まれた指で、お返しとばかりに中で我慢させてある大きな便塊をぐいっと直腸の奥へと押し込んでやった。
するとさらにお返しなのか、びゅうっ、びゅうっ、と萎えたチンポから弾けた精液が手に何度も飛沫を上げる。
前の部分はもちろん、玉の裏までブリーフの中は精液だらけ。
きっとスラックスも凄いことになってるだろう。
 
おいおい、どんだけ放出するんだよ、この親父。
俺、一度もチンポいじってないんだぜ?
ケツだけでこれほどに達するとは、鉄さんもだいぶ俺の責めに慣らされてきてるんだな。
穴いじり専門の俺にとっては非常に光栄な反応だった。
 
やっとイき終わったらしい。
広い肩が小刻みに震えている。
心なしか耳もほんのり赤い。
下からぷうんと上る親父の精液臭。
 
川崎に着いた。
ドアから大勢の人々が乗り降りする中、俺はずっと潜り込ませていた右手をスラックスから引き抜き、鉄の匂いと味を楽しんでいた。
すげえ生臭い。3本指の爪には茶色い糞便がべったり。
手は精液と直腸液っぽい分泌物で黄色味がかり、ねばねば光ってる。
酷く汚れた手が鉄にもよく見えるように、そのまま一気に口の中へ。
うええ。とにかく不味くて苦い。
舌先で爪から糞を剥がしていくと、苦みに匹敵するほどのきつい臭気が鼻の奥まで響く。
付着した精液もねっとりと太い糸を引き、50代が出したとは思えないほど濃厚な苦みに小便の塩気が口中で混ざり合う。
あからさまなしかめっ面をしながら、俺は鉄からもらったごちそうを平らげてみせた。