部長のウンコは俺の餌

「おはよう。」
フロアに雷電部長の渋いがらがら声が轟く。
9時目前で、ほとんどの社員がデスクに着いている。
大柄の体をゆっさゆっさと揺らして、ごま塩頭の雷電部長がたくさんの「おはようございます。」を浴びながら歩いてきた。
俺の背後、つまり自分のデスクの隣まで来ると、「おはよう。」と声をかけてきた。
挨拶をしようと顔を上げた俺の口を割って、太い人差し指が入ってきた。
舌で部長の指をねぶる。
指には臭い柿の実がねっこり付いていた。雷電部長のウンコだ。
おえっ、くっせえ。ウンカスの苦みを感じながら、舌で指からきれいに剥がし取る。
掃除したのが分かると、部長は俺の口から指を抜いた。
口の中には、56歳のノンケ部長のケツから取れたばかりのウンコが入っている。すげえ苦い。
「うまいか?」
俺はぐちゃぐちゃと噛んでウンカスの塊を味わいながら、無言で何度もうなずいた。
それを見た雷電部長は、にやあっと笑いを浮かべると、壁際のデスクにどっかりと着席した。
ああ、雷電部長のウンコくっせえ。雷電部長、大好きだ。
部長は出勤すると必ず会社の便所にこもる。
そこで自分のケツ穴に指を入れて、直腸に入ってるウンコの塊をかき出しているらしい。
さっきのように「おはよう。」と普通に出勤しているようにみせて、指に大を付けたまま隠し持ってくる。
部長の臭いケツが大好きな俺に、ウンコを食わせるために。
この変態行為を雷電部長は「餌付け」と呼んで、毎日欠かさず俺の口に取れ立てのウンコを入れてくれる。
それも、最低でも朝・昼・夕の3回。
俺はもう雷電部長の排泄物なしでは生きていけないほど、臭くて苦い親父の味に病みつきだ。
部長はそんな俺を面白がっている。こいつどこまでも変態だな、という目で見てくる。
俺にはそれがたまらなく快感だ。
 
「お帰りなさい。」
午後、外出から戻った雷電部長に、俺はPCに向かったまま挨拶した。
部長は無言だ。毛だらけの手が俺の口元に現れて、拳が開いた。
すげえ。臭い柿が丸ごと1個乗ってる。指でかき出したというより、手の中に直接ひり出したみたいだ。
その手が口に押しつけられて、俺は雷電部長のケツから出たばかりの温かいウンコの塊を食べる。
おえっ、くっせえ。おえっ、にっげえ。口の中が大量のウンカスでいっぱいになる。
「うまいか?」
部長が後ろでにやにやしてる。
ぐっちゃぐっちゃと大便の塊を噛みながら、俺は「はい。」とくぐもった返事をする。
「そうかあ、この大きさでも食えるかあ。変態だなあ、犬塚は。」
ノンケ親父のウンコ、すげえうめえ。雷電部長のウンコ、マジうめえ。
手には腐った柿の茶色い汁がまだ残ってる。
目の前の臭い手にしゃぶりつき、苦い汁をべろべろと完璧に掃除するまで、雷電部長はにやにやと俺を見下ろしていた。