農夫の極太野糞

60代ガチムチ禿げ親父が尻から産み落とした5個のゆで卵はとても臭くておいしかった。
特に、最後にひり出した真っ黒ピータンは格別の味がしていた。
農夫の腸内の極悪なメタンガスが黄身にまでたっぷりと染み込んでいて、えずくような激しい臭みと苦みを堪能することができた。
あの親父さんの尻がなめたい。もっと糞を出すところが見たい。
怒りに震える親父さんをよそに、私の野心は膨れ上がる一方だった。
 
チャンスは二日後の朝にやってきた。懲りもせず、また親父さんが野糞しにやってきたのだ。
空っぽの尻に詰め込んだ5個のゆで卵はあれからどうなったか。私はずっと気になっていた。
もしかしたら、熟成されたピータンをたくさん手に入れられるかもしれない。
トラックを停車させ、ごほんと咳払いをした禿げ親父が作業ズボンを下げて道路脇にしゃがみ込んだ。
私の鼻は丸出しになった親父のでかい尻の割れ目にすんなりと潜り込む。相変わらずのくせえ穴だ。
早速、ううっ、と男臭い力み声を上げて踏ん張ると、鼻先で毛だらけの穴がぐぐっと盛り上がる。
穴も臭いが、周りの毛はウンカスが付いていてさらにつんと臭い。
ぼぶっ!温かい屁を鼻の穴に食らわせてきた。まるで腐った卵だ。すげえくせえ卵っ屁だな。
排便はもうすぐだろう。ウンコの中に二日前のゆで卵が入っていることを期待しながら男の穴に鼻の穴を押し当てる。
「ふんぐっ!」
みちみちみちみちみち。穴が開きはじめ、ぬるっとした糞の頭が鼻にぴったりと当たる。おお、くせえ。
ぷすっぷすっぷすっ。親父さんの糞の脇から60代の腸内ガスが漏れ出す。そのあまりの臭さに私はいっそう鼻を温かい塊に押し当てた。
親父さん、またここで野糞しに来てくれてうれしいよ。今日は邪魔しないから、私の前でゆっくりウンコ出してください。
むりっむりっむりむりむりっむりっ。卵臭い糞が音を立てて尻穴から出てくる。農夫の排便が始まった。
「くっせ・・・!」
今までで一番臭いウンコだ。ひょっとすると、二日ぶりの大かもしれないぞ。
だとしたら、ピータン5個ゲットだ。わくわくしながら、尻からぶら下がる糞の頭を口に入れて熱い苦みをちゅーちゅーとしゃぶる。
肉体労働者の肉カスは苦みが効いている。今日のはほんとに臭くて苦い。頼む、もっと出してくれ。
「ふんぐうっ!」
私の願いに応えて親父さんが腰を据え直すと、重たい物でも持ち上げるような男臭い声でぐうっと力む。
むりっむりっめりめりめりめりめりっむりむりむりっ。めりめりっむりむりむりむりっめりめりめりっ。
勢いで口から外れた大人の太い大便が、湯気を上げながら鼻の上を滑り落ちていく。
ああ、くっせえ。排泄の圧力はすごいものだが、私も負けじと鼻を押し当てる。
本格的に卵臭い茶色の塊が親父の穴からひり出され、鼻にこすれてねちねちと音を立てる。くせえ、くっせえ。
めりめりっめりめりめりっめりめりむりむりむりっ。むりむりっぶりりりりっめりめりめりめりっぶりりりりっ。
でっけえウンコじゃないか。穴がどんどん広がって糞がどんどん太くなる。確かに、こりゃ相当重たいぞ。
排便の圧力に私の鼻が屈して、下へ下へと無理矢理押し下げられる。それほどでっかいウンコだ。
どこまで開くのかと穴を見上げていると、焦げ茶色に変わった肉カスの間からゆで卵の黒くくすんだ肌が少し見えた。
このウンコには確実にゆで卵が入っている・・・。しかもピータンだ。
親父さんはうんうんと力みながら極太の大便をひねり出す。全部出そうと、ふぐっ、ふぐっ、といとおしいほどけなげに踏ん張っている。
卵入りだからこれも禿げ親父の産卵と呼べるだろう。しかしまあ、とにかく太くて長い焦げ茶色の産卵だ。
むりむりむりむりむりっめりっめりめりっめりめりめりっみちみちみちみちみちみちっぶりりりりりっぶりりりっ。
ぼとりと布の袋に落ちる農夫のウンコ。役目を果たした臭い尻穴がかぱあっと開いている。私はそこに舌を入れた。
くはあ、くっせえしにげえ。舌を動かし、ねろねろのウンカスを穴からかき出して味わう。
しばらく出していなかった男の腸から、ぷふうううっ、と溜め込んだガスが出てくる。これがまたすげえ臭い。
だが、強烈な臭みにも負けず、ひだをなめ、臭い毛をなめ、穴の中に舌をぬぽぬぽと出し入れした。
邪魔するつもりはなかったが、この親父さんの排便直後の尻穴をどうしてもなめたかったのだ。くっせえ、くっせえよお。
きれいに掃除を終えて雄穴から口を離したところで農夫のがっしりした手が伸びてきた。ティッシュで尻を拭いている。
私の舌が全部なめ取ってしまったから拭くものは何もないが。目の前で行われる尻拭きは予想どおりおざなりなものだった。
尻を拭いたティッシュを手で受け取り匂いを嗅いだがほとんど臭くはなかった。それでもポケットに入れておこう。
親父さんは私が尻の穴をなめているのに気がついただろうか。無言で立ち上がりズボンを上げる様子からは全く読み取れなかった。
とにかく、ウンコの収まった袋がずっしりと重い。そして、卵臭い腐敗臭が絶えず上がってくる。くせえなあ。
 
トラックは山のふもとに点々とたたずむ平屋建ての民家の一つに横付けされた。表札には「徳田誠一」とある。
荷台に近寄ってきた親父さんにピータンをかぽりとくわえた顔で笑いかけると「うわ!」と叫んでくれた。
一日ずっと農夫の働く姿をのぞきながら極太野糞をいじり回していたので荷台はすっかりウンコ臭い。
二日前に仕込んだ5個のゆで卵が全てピータンになって食べカスの中から出てきたことも確認済みだ。
「またおめえか!早く降りろ!くせえなあ!」
「徳田さんのウンコが臭いんですよ。真っ黒な卵がたくさん入ってましたよ。出すのに苦労したみたいですね。」
農夫はうなずいた。目は屈辱に燃え上がり、充血した色に変わっている。
「あれはやめろ。腹が重くて気持ち悪くなる。早く出ていけ!」
怒鳴り声にがらがらと窓が開いて奥さんらしき女性が顔を見せたので、ご主人の糞がこってり付いたピータンをくわえたままぺこりと頭を下げる。
するとご主人が両腕を回して"あっちいけ!"を始めた。家にまで付いてこられたからか、結構怒っている。
ついには両目を剥き出し、こう怒鳴り立てた。
「今度来たら許さねえからな!この変態野郎!おめえの顔は二度と見たくねえ!」
 
(あの若者、結局俺の家に着くまでトラックに乗ってやがったか。ちゃんと帰っただろうか。また来るだろうか。
あんなに夢中で俺のケツをなめて、病気にならねえんだろうか。気持ち悪い奴だが、俺の糞をうまいと思ってるんだろうか。)
夕飯をがつがつと食らいながら、徳田誠一はわいてくる様々な疑問で頭をいっぱいにしていた。
先ほどの口論についての女房からの問いかけにも答えない。
道路脇の定位置で待ちかまえる男、自分の尻に顔を寄せる男、ぶちゅぶちゅと穴をなめ舌を入れる男、荷台で糞をいじる男。
今日起きたことが次々と思い起こされる。
(まあ、いいか。次に現れたらいっちょ確かめてやるべ。)
徳田は箸を止め、禿げ頭をぐるぐると振った。考えるのはやめにしたのだ。それが徳田の常であった。
女房が台所へ行ったので、片方の尻を上げ、男の舌触りが残る肛門をトランクスごしにぼりぼりとかいた。
その指を鼻に当てると、馬糞のような濃い臭みがくーんと奥にまで広がった。