先生の検便(2日目)

金曜日の放課後、僕は社会科準備室で岩崎先生のケツの中に指を突っ込んでいた。
先生は今日もびしっと決めた濃紺のスーツ姿で椅子に座り、午前に抜き打ちで行った小テストの採点をたんたんとしている。その背後に椅子を置き、僕は年輩教員のズボンの中に手を入れて、腸内に大便がないか、もう30分近く丹念に探っていた。
「きれいですね。粘膜をかき回して腸を刺激してるんですけど、なかなかウンコが下りてきてくれません。」
「そうか。」
授業ではよく通る低音を少し抑えた感じで先生が言う。たんたんと採点しながら、ズボンのボタンとジッパーは全開だ。僕が穴の中を探索しやすいように、そうしてくれているんだ。
「いつもはほとんど毎日、ちゃんとウンコが入ってるのに。岩崎先生、ひょっとして検便になると緊張して出なくなっちゃうタイプですか?」
「ああ、実はな。毎回それで困っているんだよ。」
意外にもあっさりと認めた。そして、いきなり小テストの話になった。
「毛塚はもう少し教科書を復習しなさい。そうすれば、あと20点は取れるはずだぞ。」
たぶん、今回も赤点すれすれなんだろう。説教臭い親父教師の尻の中をかき回しながら、僕はなるべく明るい調子で答えた。
「でも、先生。僕は中学のときからずっと日本史が一番不得意なんですよ。歴史に興味がないですし、覚えることが多すぎてうんざりするんです。」
まじめに受け取った教師の口から深い溜息が出た。急にくるりと顔をこちらに向けた。
「毛塚。じゃあ、なぜ日本史を選択したんだ?よく質問しに来るから、君は意欲のある生徒だと思っていたんだが。」
「理由は簡単です。先生が担当してくださる授業だからです。僕は岩崎先生の渋い口髭とスーツ姿をどうしても近くで見たくて日本史を取ったんですよ。」
それほど体温の高くない穴の中をかき分けながら本音を言うと、当の先生は衝撃を受けた様子で動きを止めた。
「つまり。毛塚は日本史が好きではないのか?」
「はい。僕は日本史じゃなくて岩崎先生が好きなんです。意欲じゃなくて性欲が旺盛な生徒なんです。」
「全く。私のどこがいいのかさっぱり分からないな。ただの親父だぞ。授業の雰囲気も硬いと毎年不評だしな。まあ、私もかまうもんかと思っているが。」
「先生はものすごく渋くてかっこいいです。授業の張り詰めた空気も僕は好きですよ、先生らしくて。まじめで厳格な親父ってところが僕の好みにぴったり当てはまってます。」
僕は肉ひだの詰まった狭い腸内をぐいぐいと指でこね回した。
無言が返ってきた。もしかして先生、ちょっと照れてる?
「今度、君のためにできるだけシンプルな解説書を探してこよう。担当教員で授業を選ぶのは不純なことだぞ。性欲が旺盛な生徒というだけでは困る。
せっかく選んだのだから日本史にも興味を持ちなさい。君はその気になればほんとうはかなりできるだろう。」
そういう硬いところが僕を引き付けているってこと、絶対に気づいてない。だからすごくそそられるんだよなあ。
それに。岩崎先生もほんとは性欲が旺盛な教師だってこと、僕は知ってるんだ・・・。
「岩崎先生がマンツーマンで教えてくださったら絶対がんばります。先生をがっかりさせたくないですから。ほんとに好きです、先生のこと。」
採点を終えたらしい。先生が尻に指を入れられたままで椅子を90d回転させて僕の顔を見ながらとつとつと話しはじめた。
「私を思ってくれる君の気持ちはうれしいよ。私はゲイではないが、毛塚がそう言ってくれるのは素直にうれしい。
実を言うと、最近毎日後ろや前をいじられるのにも抵抗がなくなってきているんだ。恥ずかしいが、君がいじってくれるのを少なからず楽しみに感じているくらいだ。教師失格だな。」
ああ、今度こそ先生、照れてる。はっきり分かる。渋い大人が照れる姿って、胸が締め付けられるほどかわいい。
「そろそろ帰ったほうがいいな。今日はもう、便は出ないと思う。私は明日の午前中に採点の続きをするつもりだが、君も来るか?土曜日で連休初日だから、出てくる教員は私だけだろう。」
「はい。先生の便を採らせてください。でも、普通は生徒が入っちゃいけない日ですよね?」
「なあに。教員用の出入り口から私と一緒に入ればいいさ。10時に裏門で待ち合わせよう。」
なんか先生、いたずらっぽい顔になってる。OBが「あれでエロ親父。」と言ってたけど、加えてズル親父かもしれない。この表情もかわいいなあ。
 
次の日、岩崎先生の予想に反して校内には何人かの教師が出勤していた。中からの明かりを確認した先生は「まいったなあ。」と軽く頭をかきながら教員用の出入り口を開けて僕を学校に入れてくれた。
できるだけ照明のついていない廊下を通って、二人で静かに社会科準備室に入った。先生は机の辺りだけ照明をつけた。
「君は私の手伝いをしにきたことにしよう。おそらく大丈夫だろう。」
「先生。僕は先生の便を採るお手伝いをしに来たんですから、それはうそになりませんよ。」
岩崎先生はへへへと笑った。またいたずらっぽい目だ。
「毛塚は私の尻の穴をいじりに来たんだろ。今朝は便意があるから、たぶん中に入ってると思うぞ。」
「我慢してきたんですか?」
「君が私の尻の穴をいじりたいだろうと思ってな。私は昨日の続きをやるぞ。」
「じゃあ、僕も昨日の続きをします。」
「へへへ。好きにしろ。」
ほーら、やっぱり僕たち二人は、性欲が旺盛な男子高校生と中年男性教師だ。
採点を始めた日本史の年輩教師の腸内には、細いけど堅い大便がしっかりと詰まっていた。
「堅いのが入ってますよ。僕の指に刺激されてパンツの中にウンコ出さないでくださいね。」
「毛塚が私の便意を刺激しなければいいじゃないか。」
「それはできない相談です。校内の先生方が全員お帰りになったら、体育館に行きましょう。ど真ん中にしゃがんでウンコしてもらいたいんです。」
「そんなことできるか。」
岩崎先生は採点の手を止めずにぶっきらぼうにつぶやいた。
「それまではウンコ我慢してくださいね。」
僕の指がかき回しを開始した。今回は決してウンコをかき出さないように、固形物ごと腸内をひたすらこね回す。今日の穴の中はとても温かいし、ぬるぬるしている。
1時間も続けると、堅い便がぐっぐっと何度も手前に押し出されてくるようになる。引き締まった尻の肉がズボンの中でくっくっと何度も微動してくる。
突然、くうっと溜息をついた先生が赤ペンを握った右手をどんと机に下ろした。
「毛塚。もう出させてくれないか。採点に全く集中できない。」
「採点に集中してください、日本史の岩崎先生。学校に誰もいなくなったら思いっ切りウンコさせてあげますから。広い体育館で。」
問答無用に言い渡す。厳格な親父教師はうっうっと小さくうめきながら必死に採点を続けた。
便意を刺激された腸が体内のガスを対流させ、ぶっ、ぶうっ、と尻の穴が鳴る。もちろん、かなり臭い匂いだ。
2時間が経過し、堅いのが頻繁に押し出されて狭い腸内がぎとぎとにぬめるようになった頃、まじめな先生は汗びっしょりになりながらようやく全ての採点を終えた。
こんこんとノックが聞こえ、社会科準備室のドアが開いた。5、6人の先生方が廊下に集まっているのが見える。
「岩崎先生。私たち、これで失礼します。もう誰もいませんので、最後よろしくお願いします。」
「分かった。ご苦労様。」
そこで、背後にいる僕に気づき、先生方は妙な顔をした。岩崎先生が余裕たっぷりに優しく笑って説明する。ほんとはウンコが出そうで出そうで背中に脂汗をいっぱいかいているんだけど。
「毛塚はピンチヒッターで来てもらったんだよ。」
どちらかと言うと、僕はピンチメーカーだろうな。部屋がちょっとウンコ臭いの、誰かにばれてなきゃいいけど。先生方はぞろぞろとそろって帰っていった。
ほかに誰か来ないか、念のため30分ほど尻穴をかき混ぜながら様子を見た。大丈夫みたいだったが、じっと耐えている岩崎先生のほうは大丈夫じゃないみたい。
「毛塚、頼む。早く糞させてくれ。もう出そうだ。」
「体育館へ行きましょう。」
岩崎先生は僕の指を深々とくわえ込んだまま、検便容器を握り締めて椅子から立ち上がった。ぶっ、と屁が漏れて本人があわてる。
歩く動作もぎこちない。両足のしびれか立ちくらみでも起こしてるみたいに。ゆっくり進みたいのか、急ぎたいのか、はっきりしろよ。
ドアを開け、体育館までの長い長い道のりを、指でぐにゅぐにゅぐにゅとかき回しながら一歩ずつ進ませた。
威厳のある50歳のベテラン教師が、チャック全開のズボンを押さえながら、「ああ、指を動かさないでくれ!」と廊下中に響きわたるほどの声を上げてしきりに懇願する。
普段の落ち着き払った顔つきはどこへやら。しかし、泣き言を垂れながらも大便を垂れることなく体育館までたどりついた。頭から首筋に大量の脂汗がてかってる。
天井が高く広々とした体育館内には昼時の熱気がこもっていて熱いくらい。南側の窓からの日差しがライトブラウンの床を照らし、バレーボールなどで使用するセンターラインの白がはっきりと見えた。
重い扉を閉めると、日本史の教師を館内のど真ん中まで連れていき、センターラインに両足を乗せて立たせた。部屋の広さに、両側の窓の多さに、いつもの紳士はすでに顔をこわばらせている。
「検便セットの中に便を乗せるための紙があったので、今日はこれを床に敷いてウンコしてもらいますね。」
「それだけ?!」
「はい。水に濡れにくいらしいですから、多少下痢でも床は汚れないと思います。今日は先生のも堅めだし。ウンコを紙から外さないように気を付けて踏ん張ってくださいね。」
「毛塚・・・。恥ずかしくて私にはできない。」
髭を蓄えた中年教師の顔がみるみる羞恥心にひしゃげていく。日中の陽光とは対照的な夕焼け色だ。
「岩崎先生、大丈夫ですよ。僕がちゃんと見てますから。先生ならきっと、みんなが使う広い場所でウンコするのにも抵抗がなくなっていくはずです。それどころか、僕に指示されていろんな場所でウンコさせられることを少なからず楽しみに感じるようになるはずですよ。いいですね?」
50歳の大人が観念したようにかちゃかちゃとズボンのベルトを外し、センターラインの上にしゃがみ込んだ。上品な色白の尻が明るい体育館のど真ん中で完全に露出している。脂汗でぐっしょりとてかる割れ目の毛もばっちり。
僕は検便用の紙を剥き出しの尻の下に置いた。この前使わなかった残りの1枚はウンコを持ち帰るために使うつもりだ。
「よく我慢しましたね。さあ、ウンコしていいですよ。」
僕は優しくなだめるような口調とは逆に、ぐぼおっ、と力任せに指全体を穴から引き抜いた。岩崎先生が真っ赤な顔して、ううっ、と反射的に力む。
にゅるるにゅるにゅるにゅるっ、むりむりむりりりっ。刺激によって分泌された腸液をねっとりとまといながら、細めの堅いウンコが勢いよく尻穴のひだを押し開く。重力の働きに身を任せ、厳格な日本史教師の堅い便はくねくねと曲がり、紙の上に茶色のとぐろを作りはじめた。
窓を閉め切った体育館に、ぶりっ、ねちねちねち、と親父の生々しい排便音がよく響く。我慢に我慢を強いられた排泄物の蒸れた悪臭が部屋のど真ん中から徐々に拡散を始める。
これで2日目の大便も無事に取れそうだ。恥ずかしさを必死にこらえて僕の言うとおりに手伝わせてくれた岩崎先生には、後でちゃんとお礼をしなくっちゃ。めちゃくちゃ気持ちよくなってもらえるお礼を。