引っ越し屋の親父#6

倉森のあまりの変わり様に目を白黒させた俺だったが、四つ足の筋肉親父を見ていると笑えてきた。
こいつ、俺にでかい口たたいて挑発してみたものの、会社にミスをばらされるのが結局いやなんだ。こんなに腕っ節の強そうな親父が、俺の脅し一つで言うことを聞きやがる。
俺は後ろ手で倉森のばんばんに盛り上がった硬い尻をなで回した。いい気分だ。
それから、親指と人差し指で頑丈な顎を掴んで引き寄せた。
「どうしたんだよ、倉森さんよ?やっぱり皿を割ったことを秘密にしてほしくなったのかな?けんかふっかけてきたくせに、情けねえ親父だなあ。」
太い眉の男がぎゅっと目をつぶって俺のおちょくりに耐えている。俺は畳みかけた。
「ほんとは俺みたいなホモが嫌いで仕方ないんだろ?でも、そんなエロい格好されたら、倉森さんのケツの穴、いじりまくってウンコさせたくなっちゃうな。
あんたのミスは会社に言わないからさ、このでっかいエロケツ、俺の好きにしていい?」
倉森はなんとか昼間の声を絞り出して答えた。
「はい。私みたいなむさ苦しい親父のケツでよければ、どうぞ好きにしてください。ただ、その・・・。」
俺は掴んでいた顎をぐっと引き上げた。いい気分だ。
「はっきり言えよ、倉森。」
倉森は倍も年下の男から呼び捨てにされて一瞬だけ顔をしかめた。が、すぐに目を開けて請うような視線を向けてきた。
「カマを掘るのだけはお願いですから勘弁してくださいませんでしょうか。」
俺は大きくうなずいた。ホモに捕まったらケツを掘られる。倉森はそんなステレオタイプの思考の持ち主なんだな。
「俺の趣味はケツ掘りじゃなくて、ケツの穴からウンコをほじくり出すことなんだよ。この前もやらせてくれたから覚えてるだろ?」
屈辱の排便を思い起こさせるように、俺はいったん言葉を切り、親父の目を真正面から見た。
「・・・はい。」
沈黙に耐えかねて倉森が"あの日"を肯定する。
「だから、今日も同じことやらせろよ。あんたの穴に指突っ込んで、中に詰まってるやつ全部かき出すからさ、我慢できなくなったらベッドの上で犬みたいにウンコしていいよ。俺はそういう無様な倉森さんが見たいな。」
「分かりました。我慢できなくなったらこの上でウンコします。」
いやな時間を耐え抜くべく、倉森のおうむ返しの返事が始まった。俺は顎から手を離した。
「いいねえ。じゃあ、今日は外で待ってる部下さんもいないし、時間無制限でケツをいじらせてもらおうかな。」
頑丈な顎がこくりと縦に動く。家族の心配は要らなそうだ。
俺は倉森のでかい耳に口を寄せた。ぶるんと背中を震わせてるのがかわいい。
「ところで、今ウンコ溜まってる?」
倉森は少し照れたように顔を下に向けた。
「溜まってます。結構詰まってると思います。」
「トイレに行きたい感じ?」
「はい。飯食うと糞したくなるんで。便意がちょっとずつ強くなってます。」
「それはよかった。ねえ、穴の中を確かめる前に、自分が座ってたとこの匂い嗅いでみてくれない?感想が聞きたいんだけど。」
俺に刃向かう気はなくなったようだ。のそのそと巨体の位置を微調整すると、倉森は自分が尻を乗せていた場所に顔を沈めた。俺も手で坊主頭を押さえ込んでやる。
「ううううう。くせえ・・・。」
「一番臭い場所を鼻で探してみてよ。探せたら俺に教えろ。俺も嗅いでみたいからさ。」
筋肉親父は「くせえ。くせえ。」とくぐもったわめき声を上げながら、しきりに鼻をベッドにこすりつけている。犬みたいでかわいい。
「ぐうううっ、くっせえ!ここです!ここが一番臭いです!」
顔を上げ、鼻で一点を指し示したので、俺も顔を近づけてそこへ鼻を持っていく。座面に到達するより前から尻の臭い匂いが上がっている。やっぱり、ちゃんと拭けない親父なんだな。
「ぐわっ、おおっ、くせえ、くっせえ!倉森さん、くっせえよ!」
まるでベッドの上にしばらくの間ウンコを乗せていたかのような、つんと鋭い匂い。それでいて芳醇な臭み。
これがあのソーセージ臭いウンコの拭き残したカスの匂いか。生のケツ穴を嗅ぐのが楽しみだぜ。
倉森の顔を見ると、情けない表情で恥ずかしさをこらえていた。俺は親父の頭を押さえて、もう一度臭い場所を嗅がせた。
「うううっ、くせえ、くっせえ・・・!」
酒のせいなのか、倉森は予想以上に大声を出して自分のケツの匂いを臭がった。臭がる度にでかい尻がゆさゆさ揺れて、俺のスケベ心がますます高ぶっていった。