還暦の穴#6

器具から伸びるコードの先端には二つのサックが取り付けてある。
その一つに人差し指を収める。
・・・土肥の奴、しっかり声を押し殺して快感に耐えられるかな?
無理だろうなあ。泣きながら射精しちゃったりして。
糞汁でぬめぬめに濡れそぼった尻の毛をかき分けて割れ目を開くと、穴の中に人差し指のサックを突っ込む。
サックの先端は俺の指より3cmほど長く棒状になっているので、その分だけ腸の奥をいじることができる。
俺の指を、こりこりした土肥の前立腺に当ててから、サックの先端も折り曲げる。
ちょうど前立腺を上から包み込んだ状態で。通電した。
 
「おっ!おおんっ!おおおっ!」
すげえいい声で泣くじゃねえか。電圧を調整する。
「おおっ!んおおっ!おんっ!おおんっ!」
・・・ここだな?
早くも土肥の口から、鼻にかかった中低音のヨガり声が断続的に漏れはじめた。
「前立腺に低周波を流しているんですよ、気持ちいいでしょう?
土肥さんのどろどろウンコがちょうどいい電解液になってますよ。」
正確には指の腹周辺とサック先端部による2極通電なのだが、
そのせいで前立腺の前後からびりびりと電気に貫かれて、
オーガズムレベルの性感を絶えず与えられている土肥には、解説しても無駄だろう。
「おんっ!おおんっ!おおんっ!おおっ、おおおんっ!」
その証拠に、土肥の体、特に下半身が、ぶるぶるぶる、と震えはじめた。
それに応えるべく、前立腺に当てていた人差し指に力を込める。
真ん中の縦筋が、もうどくどくと脈打っている。
その筋を、ぐりぐりぐり、とこね回す。
指では届きにくい奥のこりこりも、ぐりぐりぐり、とサックでなぶる。
「おおっ!おんっ、おっ、おっ、おおっ!」
ほら、達しろ還暦親父。
「おおっ、おおっ、おおんっ!おんっ!おおんっ!」
土肥の全身にオコリの震えが走る。
「おんっ!おほおんっ!んおおうっ!おおおんっ!」
「それがドライオーガズムですよ、土肥さん。こんなすごい快感、60年生きてきて初めてでしょう?
奥さんとのセックスで射精するときより何倍も気持ちいいでしょう?
ほら、またいきますよ?はい。」
ぐりぐりぐりぐり。
「おんっ!おんっ!おほおうっ、おおんっ!おほおおんっ!」
ぶるぶるぶるぶる。土肥の反応がすごい。
尻の穴がびくびく閉まる。達しまくっているのだ。
おそらく、土肥本人は全く意識していなかった性感帯に電気を流されて、
思考も何も追いつかないまま、射精を伴わない強烈なオーガズムを何度も繰り返し味わわされているに違いない。
土肥の目はすっかり絶頂感にどろんとしている。すでに焦点が合っていない。
口はだらしなく半開きにして、おんおんと、うなるようなヨガり声が止まらない。
どうやら精一杯の理性で声を押し殺してはいるようだ。
しかし、鼻息もかなり荒い。
鼻の中のウンコの臭さを改めて思い知るはめになっても、呼吸するために、すうすうと音を立てている。
汗びっしょりの全身から、親父の強い体臭が発散されはじめた。
頭からも脂汗がぼたぼたと落ちはじめ、ポマードで撫でつけた髪が乱れてくる。
尻はかっかと燃え上がり、穴の痙攣とは無関係に、会陰から太腿の内側にかけて、びくびくびくびく、と震えが止まらなくなっている。
穴の締め付けは、絶頂に達した最初の波に強く起こるようだ。それももう何度めか。
「おほおんっ!おおんっ、おおんっ、んほおおおんっ!おんっ、おんっ、おおおんっ、おほおおおうんっ!」
「気持ちよさそうですねえ、土肥さん。よかったですねえ。
さっきも言いましたけど、精液漏らさないようにせいぜい我慢してくださいよ。
と言っても、パンツはもうびしょびしょかな?」
それ以上だった。
土肥のチンポは見事に半勃ちのまま、潤沢な我慢汁をトランクスの内側にとろとろと吐き出し続けていた。
トランクスはもうぐしょぐしょだった。
この親父、まだまだ涸れてない。
還暦のくせに感じやすくて、おまけに濡れやすい体質なんだな。
「おおんっ!おおんっ!んおおっ、んおおんっ!おんっ、おおんっ、んおほおおおうんっ!」
許容量を遥かに超えた前立腺への電気責めに、うぶな土肥の体はショート寸前だ。
だが、まだいかせない。
もう一つのサックも使った、4極通電の激しい苦しみと悦楽を楽しませてやろう。
・・・倒れるなよ?