大木の陰でお漏らし#2

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。ぐびいいいいい!ぐぶぴいいいいい!
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。ぶいいいいい!ぐぶうううびぶううううう!
「うおっ、うおっ、うおおっ、うおおっ!やめろ、腹が!ぐおおっ、ぐおっ、ぐおおっ、ケツが!んぐうううっ!」
ぶびびびびびびび!
ガタイのいい親父の尻からとんでもなく下品な放屁音が鳴る。
生徒たちから畏怖されるプロレスラーのような体躯の体育教師が大木の陰ででかい尻を丸出しにされ、ケツの穴の中をいいようにもてあそばれて苦しんでいる。
ブラシが直腸の奥にぽっかりと開く粘膜のトンネルを出たり入ったりするごとに、ぎゅるぎゅると巨体の腹が下りの音を立てる。
「うううっ!うおおっ、うおおおっ!やめてくれ!頼む!うおおっ、うおっ、ぐおおおっ!ケツが!おかしくなる!うぐうううううっ!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。ぐぶびびびびびぐぶびびびびびび!
「くせっ!屁がだいぶ臭くなってきたよ!すごくウンコしたいでしょ?」
「ぐうううっ、したい!糞がしたい!腹がいてえ!ぐおおおっ、頼む、やめてくれ!ぐあああああ!」
大きな筋肉を二つ並べた毛深い尻が目の前でぶるんぶるんとけいれんするのがおもしろい。
50代になってまさか他人の前で大便をさせられるとは思ってもみなかったに違いない。
そんな中年が理性を捨てて「糞がしたい!」と叫ぶほど、彼は今ものすごい便意と戦っているということだ。
ぐぶびびびびびびびび!ぐぴいいいいいいいいい!ぶいいいいい!べびいいいいい!べぶびびびびびぶびびび!
とうとう下痢臭い屁を連発するようになった。広い背中が汗びっしょりだ。
舘先生は顔を木に押しつけ、うおっうおっと男臭いうめき声を絶えず上げている。
くぐもってはいるが、近くに生徒がいないからか、電車のときより大声だ。腹の苦しさがよっぽど我慢のレベルを超えているようだ。
遊歩道を通る誰かが気づいて様子を見にきても全くおかしくないくらい、激しく悶絶している。尻の筋肉もけいれんが止まらない。
「さっきよりもっとでかいウンコ出したらやめてあげますよ。でっかいウンコ出そうですか?」
ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ。柔らかい腸内を縦横無尽にこすり回す。
「ぐはあああああ!出る!でっかい糞出る!あああああ!ぐおおおおお!糞出すから!やめてくれ!頼む!腹がいてえよお!」
ぐぶりぶりぶりぶりぶりぶりりりり!ぐぶびびびびぐぶびびびびびぐぶびびびびびび!
生温かくて臭すぎる屁が吹き出してきた。もう限界らしい。舘先生の両足が地団駄を踏みはじめた。
「ぐあああああああ!出る!でっけえ糞出る!出すぞ!出すぞ!ぐうううおおおおお!ぐうううっふぐうううううっ!」
ほら踏ん張れ、舘先生。
尻の山の律動に合わせてブラシが強い力で外に押し出された。毛だらけの土手がみるみる盛り上がり、くぱああっと雄穴が口を開ける。
いよいよご登場だ。今日のボスはきれいな茶色。まだ穴から出ていないのに、頭のどでかいのが一目で分かる。
さんざんかき回されて充血した腸壁をめりめりと押し開いて、舘先生の野外排便が始まった。
「んぐふうううううっ!」
めりめりめりめりめりめりめりめり!めりめりめりめりめりめりめりめり!
「でっけえ!先生もっと踏ん張って!」
「うんぐうううううっ!ふんぐうううううっ!」
めりめりめりめりむりむりむりむり!むりむりむりむりむちむちむちむち!むちむちむちむちめりめりめりめり!
「ぐふうううううっ!んぐうううううっ!ぐうううっふうううううっ!」
めりめりめりむりむりむりりりりりっ!めりめりめりむりむりむりりりりりっ!めりめりめりむりむりむりりりりりっ!
 
「よかったですね、誰も来なくて。」
遊歩道脇のベンチで隣の舘先生に話しかけると、「ああ・・・。」と気息奄々とした返事が返ってきた。
「先生の声が大きいから、下手したら中年体育教師の公開野糞になるところでした。」
「うるせえ・・・。」
「それもおもしろそうですけどね。ほんとにでっかいウンコを2本もありがとうございました。」
「うるせえよ・・・。」
「帰ったらすぐ食べますね。正直に言えばここで試食したいけど、人の通り道ですし。」
「うるせえな・・・。そんなに食いたいなら食ってみろよ、変態野郎。見ててやる。」
舘先生が間近からガンを飛ばしてきた。ここで食わないと殺すぞ、という目だ。
その迫力に気圧されておずおずと袋を取り出し、1本目を開封する。
肉味噌の匂いが広がるが、監視されながら茶色い塊に歯を立てる。苦そうなしっぽの部分だ。
ぐっちゃ、ぐっちゃ。芋や大根やコンニャクがあふれ出す苦いカスに思わずえずく。どうやら煮物を食べたようだ。
「うまいか?」
私は臭い食べカスを噛みながらうなずいた。舘先生が髭面をゆがめ、明らかな嫌悪を示した。
目で促されて2本目も開封する。むせかえるような湿った大便臭。指で指示されるままにボスの太い頭をぐちゃりと食いちぎった。
そこへ老人が通りかかる。悪臭に気づいてこちらへやってきた。口をウンコまみれにしている私の顔に嫌悪の視線を突き刺した。
「変な野郎がいたもんです。お父さん、話しかけないほうがいい。」
「いや、このでかいウンコはこの人が出したんです。」
「バカ!なに言ってるんだ!そんなわけねえだろ!俺は関係ない!」
舘先生が激高する。老人は私の手の中のボスと先生を代わる代わる見比べ、「でっけえな。」と言い残して去った。
「先生って漫才のセンスがあるんですね。それにしても、2本目にはまたラーメンがいっぱい入ってる。ラーメンお好きなんですね。」
「ああ、昨日の夜は3回替え玉した。ラーメン屋にはよく行くからな。まあ、好きなほうだな。」
私はでかいウンコを握ったまま、いかつい親父の黒い目をじっと見つめた。
「舘先生。好きです。」
巨体がびくりと震えた。意外にも、先生は目をそらさなかった。
「俺は30年くらい中学の教員やってるが、若い頃にお前と同世代の生徒に同じことを言われたことがある。まじめで真剣に告白されてな、いい奴だった。
男が好きな奴を軽蔑する気はないが、お前のような変態野郎に言われてもうれしくねえよ。人に無理矢理糞させやがって気持ち悪い。さてと、そろそろ永久にさよならだ。」
ぐぶううううううう。ベンチから立ち上がった瞬間、大男の尻からラッパのような長くふくよかな屁が出た。うっと声を上げて恥ずかしそうに顔をしかめる先生。
「舘先生、この市内に住んでるんですよね?住所でも電話でもメールでもいいです、教えてください。お願いします、ほんとに好きなんです。舘先生のカレーライス、何度でも食べたい。」
「断る。」
歩き出す巨漢に私は追いすがった。「気持ち悪い!」と手で振り払われながらも必死で頼み込む。ようやく渋々立ち止まってくれた。
「・・・そんなに俺が好きだって言うんなら、お前の連絡先は聞いてやるよ。これに名前と住所と電話とメール、全部書け。」
押しやられたメモ帳に私は言われるがままに書いた。誕生日や年齢、職業と勤務先まで書かされた。
「ふうん・・・。」
舘先生はメモに一通り目を通すと、メモ帳をひらひらさせながら歩き出した。
「じゃあな、変態野郎。通報しといてやるから、あとで警察から連絡あるかもな、へっへっへ。楽しみにしとけよお。ああ腹がいてえ。」
不安で固まる私から離れ、ジャージ姿のガチムチ体育教師はおもしろそうににやにやと笑いながら意気揚々と去っていく。まもなくジョギングを始め、どんどん遠ざかっていった。
通報されてしまうのだろうか?本気で言っているのではないようにも思えたが、真意のほどは掴めなかった。
ともかく、ずっしりと重たいほかほかのでかウンコが2本も手に入った。帰ったら親父特製のぶっといカレーをゆっくり食べよう。
果たして、舘先生との再会は実現するのだろうか・・・。