妻の横でお漏らし#2

トイレの個室で、出来立てのカレーライスを試食。
透明な袋には大量の下痢便と5本の大便が入っていた。ほかほかに温かい。
まずは、穴に差し込んだ器具の先端を鼻に持っていく。禿げ親父の蒸れたケツ穴のいやらしい匂いがちゃんと付いている。
問題は、腸内の匂いだ。先端部を広げる。
うわ、つんと臭い茶色の軟便がごっそりくっついているぞ。おそるおそるバルブを開いてみた瞬間。
「くっせえ!」
ぽわあ、と生温かいガスが鼻の穴に直接流れ込んできた。60代禿げ親父の腸内の腐敗臭そのものだ。
下痢便の多さから予想はしていたが、生温かいくせに鼻の粘膜を焼くような、つーんと強烈な下痢ガスだ。
思わず声が出るほど臭い。個室の中も臭くなってきた。
いよいよ袋を器具から取り外すと、親父の腸内の腐敗ガスが一気に充満した。
外の人間は個室にいる私本人が大をしているから臭いんだと思うだろう。
実際は全然違う。ある年輩の男の腹から手に入れたばかりの、他人の大便が発するすさまじい悪臭だ。
その妻が臭い臭いと騒いだのも仕方ない。自分の手料理を食べる夫の下痢糞の匂いだとはまさか夢にも思わなかっただろう。
もっと嗅がせてその揺るぎない事実を思い知ってもらうのもまた一興だったかもしれないなあ。
 
袋の形を整えると簡易的な器に変身。あとは中身を食べるだけだ。
とりあえず下痢からすすってみよう。カレーはルウの味が大切だ。
もうもうと下痢ガスが立ち上る器に顔を突っ込み、茶色の水面に口を付けると、ずずう、と親父の下痢便をすすった。
「くっせ!うめえ!」
小声で誉めちぎる。苦みの効いた脂っこい下痢糞は、はっきり言ってまずい。
親父さんは脂肪食を取りすぎているようだ。男の下痢便はこうでなくては。
生温かくてまずい下痢汁をずるずるとすすり、口と鼻に爆発するえぐい臭みに酔いしれる。結構いけるな、この下痢糞。
それでは、具のほうをいただきますか。
下痢に沈んだ5本の大便は、さっきから濃い肉味噌の匂いを発している。うまそうだ。
どれにしようかな。でかい芋、堅そうなギョーザ、柔らかそうな肉団子。
崩れかけた柔らかい餅もある。これにしよう。
器を少し傾け、下痢の海から頭を出した臭い餅を口にくわえると、がぶっと一息に噛み付いた。
「くっは・・・!くっへえ!!」
ほくほくの温かい餅糞だ。えぐみの強い糞カスに、どろどろに消化された肉と野菜の食べカスの苦みがじゅわあっと口いっぱいに広がる。
60代の男の軟便だ。勤労の義務を果たし終えた、尊敬すべき年輩者の恥ずかしい糞カスのえぐみときたらひどいもんだ。くせえよお。
もう我慢できない。器に顔を突っ込んだまま、ぎんぎんの愚息を取り出してしごく。
初老の男の腹で熟成された大便をぐちゃぐちゃと食らいながらのセンズリだ。
あの禿げ親父、きっと中年以降はこんな苦くて臭い軟便を毎日こしらえて尻からひり出しているんだな。
あの妻の手料理を食らった親父が60年物の疲れた腸で手料理を消化して、大便に変わり果てたくせえ手料理の残骸を私が食らっているんだ。
まさに、あの老夫婦の愛の合作とも言える苦くて臭い手料理だ。
いや、苦みと臭みは夫の尻で味付けされたわけだから、妻の手料理を元に作られた夫の尻料理と言ったほうがより厳密だろう。
茶色の餅をぐっちゃぐっちゃと噛み砕き、ずるずると下痢をすすり、年輩の男が恥辱を噛み締めて作ってくれたカレーライスを味わう。
彼はどんな人生を歩んできたのだろう。優しげな顔をしてはいたが、この下痢便のような、苦みに満ちた人生なのだろうか。
禿げたのは誰のせいだろうか。腹に脂肪が乗ったのはいつからだろうか。
吐き気をこらえ、親父の尻料理を少しずつ飲み込む。温かい糞カスに舌を絡ませる。腐り切った粘りとぬるつきがたまらなくうまい。
男のはらわたの強烈な臭みと苦みに大脳が焼け焦げていく。食べカスのえぐみと渋みに脳髄がどろどろと溶けていく。
「くせえよお!禿げ親父の糞!禿げ親父のウンコ!にげえよお!うめえ!!うめえよお!!」
欲望をぶちまけると同時に、柔らかくて大きな餅をぐちゃぐちゃぐちゃと完食した。
いやあ、年輩の糞は格別だ。汚くて臭くて苦いカレーライスでした。親父さん、ごちそうさま。
 
家では器具の先端に取り付けた小型カメラの録画データをPCに取り込み、
テレビの大画面とシアターシステムが生み出す禿げ親父の腸内のド迫力映像と排便音に浸りながら、残りのカレーをゆっくり頂く。
どうやら、試食した餅糞は一番最後にひり出した固形物だったようだ。道理で柔らかなワタに苦すぎるガスが満タンに含まれていたわけだ。
男臭くうっうっと力みながら芋並みの太い大便を袋に排泄する様子は何度見ても抜ける恥辱シーンだ。
小太りの親父の腸がうねうねとうねりながら大きな固形物を外に押し出す一部始終がよく撮れている。
その芋糞にも脂っこいカスと食べ物がぎっしり詰まっていた。臭かったなあ。
お父さん、妻の真横ででかい糞をめりめりとお漏らしする気分はいかがだったかな?
豊かな人生経験のどれを取っても勝ることのない、いわゆる初体験だったのではないだろうか。
それも、年下の男に浣腸され、誰に気づかれることもなく一本を出し切ってしまったのだ。いや、腹に溜まっていたウンコを全部出し切ってしまったのだ。
下痢便のときなどはびちびちとはじけるようなうるさい排便音がしていたのに、妻でさえ気づかなかった。
むしろ、臭いとはっきり言われて助けを求められず、黙り込むしかなかった。
挙げ句の果てに、悪さをされた男に自分の排泄物を根こそぎ持っていかれたのだから、屈辱的な現実を受け止め切れず頬を赤く染めてしまったのも無理のないことだ。
車窓から見た親父さんの苦々しい顔と大量にぶちまけた糞カスの激しい苦みはどうしても切り離せない。また会いたいものだ。
 
私はカレーライスが大好きだ。
世の親父が尻からひり出すカレーライスが大好きだ。
私の開発した器具で一瞬のうちに便意を催し、耐え切れずに様々な場所で様々な形の大便を漏らす親父たち。
そんな無様なお漏らしの記録を、私に特製カレーライスをごちそうしてくれた職人たちのために公開したいと思う。